バトラーの資質

メイドカフェを経由し、執事の話になりました。


私「そういえば、どっかの国に執事になるための学校があってね」
バイトの子「へぇ」
私「その学校を出た執事を雇うっていうのが、一種ステータスみたいになってるんだって。」
バイトの子「普通(優秀だとよりセレブな家に雇われる)と逆(その執事を雇うことができればセレブである証明)なんですね」
私「そうそう。でね、その学校の授業にね、『パーティで困ったお客様が現れた場合に、周りの人と雇い主に迷惑をかけないようにさせるために……」
バイトの子「素早く当て身を食らわす?」
私「…いや、言葉巧みに退出してもらう…っていうス…キル…をみが…」


じわじわと、彼女の言葉が頭に染み込んで来てまたもや風景が目に浮かびます。
必殺仕事人のようにスッと現れて、困ったお客に当て身を食らわせつれ去って行く執事…。


バイトの子「違うんですか? 素早く黙らせるんですよね? 主人の身が危ないって感じで。」
私「…それはボディガードだと思う。」